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フットボール戦略論

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2013/09/17 UCL 1節 バイエルン v CSKAモスクワ

  バイエルン
3 - 0
  CSKAモスクワ

03   アラバ
41   マンジュキッチ
68   ロッベン


  グアルディオラ監督
「我々のプレースタイルはバイエルンのスタイルであり、私のスタイルではない。私は新しいチームの選手たちをサポートするためにここにいる。今日の彼らをとても誇りに思う。今日はフィリップ(・ラーム)がチームを助けてくれた。彼は(守備的MFとして)驚くべきパフォーマンスを見せてくれた。彼はボールを奪い返し、うまく散らしていた。我々は中盤で相手を凌駕していたね。」 Uefa.com


  スルツキ監督
「バイエルンの戦い方はわかっていたが、だからといって彼らの止め方までわかっていたわけではない。彼らは効果的にプレスをかけ、我々にスペースを与えてくれなかった。試合の展開は想定通りだったが、カウンターで攻めるチャンスをもらえなかった。」



  バイエルン


開始3分でアラバの直接フリーキックから幸先良く先制点を奪ったバイエルン。これで勢いに乗ったことで守備面でも連動性のあるプレッシングをみせ開始25分でポゼッション率は72v28と圧倒。前半終了前にもセットプレーから追加点を奪い効率的に得点したバイエルン。後半もそのままの流れでシュート20本(枠内13)で初戦を危なげなく勝ち切った。


9分 リベリー、クロース、アラバの素早い囲い込み




①まずCSKAモスクワの最終ラインからのビルドアップのシーン。ここではナバブキンの縦パスに対して、当然のようにリベリーがチェックに前に出る。



②そのボールはセンターラインを越えてツバーへと渡る。これに対してバイエルンは、一対一の状況のアラバリベリークロースがすかさずサポートに走る。




③この素早いプレッシングは昨シーズンから見せる戦術だが、パスの受け手である本田にラームがマークにしっかり付いていることと、逆サイドのロッベンまでもがウェルンブロームに付いている事も見逃せない。こうしてパスコースもなくなったツバーを囲い込み、すぐにボールを奪ってみせた。



41分 2点目のシーン ロッベンとリベリーのトリックプレー

高身長DFの揃うCSKAに対して、バイエルンがみせたフリーキックでのトリックプレーがこちら


①まず始めに、リベリーロッベンをサイドに走らせ、リスタートに出る。




②しかし、これはフェイクで2人はゆっくりと再び体勢を整え直す。ここで緊張感が切れ、エリア前も再びラインを整え直す。




③ところが、ここで急追ロッベンが振り向きざまにフリーキックを蹴った。これにCSKA守備陣は対応できず、逆にバイエルンの選手は裏へフリーで飛び出す。そしてオフサイドラインギリギリにいたマンジュキッチが頭で合わせ追加点を奪った。


  CSKAモスクワ


開始早々に先制点を奪われたこともあって、序盤は全く流れに乗れなかったCSKAモスクワ。それでも30分以降はヴィチーニョのドリブルでの崩しもあり、最初よりはボールを持てるようになり始めた。しかし、前半の終了前に2失点目が決まったことで勝負は決した。



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