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2013/08/28 Super-Copa 2Leg バルセロナ v Aマドリー



  バルセロナ
0 - 0
  Aマドリー

トータル1-1 アウェーゴールルールでバルセロナがタイトル

  マルティーノ監督
「スーパーカップ優勝によって、何かを成し遂げたわけではない。このタイトルは昨季のリーガ優勝に由来することであり、選手たち、ティト、そのほかのコーチ陣のものなんだ。まぁ、肩の荷は少し下りたがね」
「もっと素早く、明確なプレーを見せる必要がある。だがシーズンスタートから間もないことを考えれば、このタイトルは悪いものではない」 Goal.com
  シメオネ監督
「2試合とも想像したとおりの内容となった。バルサは世界最高のチームだが、アトレティコは誇りと勇気でもって成長し続けている。この2試合で良い試合を見せたからといって、何かが保証されるわけではない。けれども、我々が成長しているのは明らかだ。そのことを誇り高く感じているよ」
「今日は2度の明確な決定機を迎えた。このような試合では決め切る必要がある。ただ、時には負けること、いや、引き分けることだって必要だ」Goal.com



  バルセロナ



■ 7分「シャビのスペースを作る走り込み、ブスケッツの鋭いスルーパス、メッシの一瞬の飛び出し」

 
①このシーンでは上記3人の攻撃時の関係性を見てもらいたい。まず、ブスケッツが後方からボールを前へ運んでいく。




②この時、バイタルエリアではセスクがクサビのボールを受けようとするが、ここはAマドリー守備陣かしっかりパスコースを切る。一方で、中央ではシャビが外から流れこんで行くのが見てとれる。



③そこでブスケッツは中へ切り返し中央を向く。と同時にシャビはさらに前へ走りこむ。
この時点ではパスコースはないように見えるが、



シャビが流れ、さらにメッシが一気にエリア内へ飛び込むことで、一瞬スペースができる。この隙を逃さずブスケッツが鋭いスルーパスを通し、



メッシがゴール前でシュートチャンスを向かえた。Fルイスがうまく対処したことで惜しくもゴールとはならなかったが、隙のないAマドリーの守備陣を崩した攻撃の組み立ては見事なものだった。



  Aマドリー



■ 42分「小気味よくワンタッチパスで繋いだ連携プレー」


①このシーンの前からパスで繋いで相手陣内へ入り込んだAマドリー。さらにここから見事な連携を見せた。まずアルダが後方のガビにパスを戻し前へ流れる。ボールを受けたガビはこのボールをワンタッチでコケへ。



コケはここでピケに寄せられるが冷静にアルダへパスを戻し、



③自らは前のスペースへ走りこむ。ボールを受けたアルダは再び前へパスを出し、



④クサビとなったビジャはここでコケにボールをフリック。と同時に中央へアルダが走りこむ。



コケはそこへすぐさまパスを送りバルセロナ守備陣は翻弄される。



⑥エリア内でボールを受けたアルダに対して、ピケがスライディングでシュートを防ぎに入るが、これを難なく交わし、



⑦ニアを狙ってシュートを放つ。このようにAマドリーからすれば完全に崩しきったシーンだったのだが、




⑧このシュートをVバルデスが素晴らしい反応で弾いてゴールマウスを守った。




55分にもビジャがフリーでコースを狙ったシュートを放つも、再びVバルデスがビッグセーブ。スーペルコパはこの男の壁を崩せず、惜しくも敗れることとなった。


■過去の分析試合
バルセロナ Aマドリー
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