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フットボール戦略論

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2012/11/17 LIGA-E 12節 バルセロナ v サラゴサ



 
 バルセロナ
3-1
  サラゴサ

16   メッシ
23   モンタニェス
28  ソング 
60   メッシ


■ センターバックのピケプジョルが復帰し駒不足から回復しつつあるバルセロナは、サラゴサをホームに迎えて途中同点弾を喫するもすぐに取り返し盤石の試合運びを見せるゲームとなった。


だがサラゴサもバルサに劣らないパスワークを見せたのも事実だ。それでも終始安定した戦いぶりを見せれれたのは絶好調のメッシがいることだろう。


この日も中盤に下がってボールを受け、前にパスを出しては一瞬の隙をつきゴール前で敵を交わしゴールしたかと思えば、ゴールライン際までドリブルで持ち込んでフリーのソングへマイナスのパスを出す。かと思えばPA外からのシュートでゴールも奪い2ゴール1アシストと全得点に絡む活躍を見せた。


■バルセロナの先制点の場面 重心を左右に振らずに右足トラップ一発でかわすメッシのドリブル能力




■バルセロナの2点目の場面 いかにギリギリまで引きつけて相手を抜いているかがわかる 

 

ここまでリーグで無敗の11勝1分と記録的な快進撃を続けるバルセロナの好調はまだまだ続きそうな勢いを見せる揺るがないパフォーマンスだった。


サラゴサからすれば全員が守備に戻らない場合、中を固めればマイナスのクロスで揺さぶられ、クロスを防ぐために外へ付きにに行けば中のマークが足りずにやられてしまう。かと言って全員戻ると終始バルセロナの攻撃ターンとなってしまうというジレンマから逃れることができなかった。
 
 
例えばチャンピオンズリーグでバルセロナを苦しめる今季のセルティックや以前のルビン・カザンのような引いて守るサッカーであればバルセロナに相手に引き分けに持ち込んだり勝つ可能性も見えてくる。
 

しかしスペインのサッカー戦術にこういったポリシーを持つチームは少なく、攻撃志向のサッカーが好まれることは以前から知られているところだ。そもそもこれはリ-グ戦である。勝ち点を積み重ねていく上で、アタッキングサッカー重視のリーグで守り勝とうと思えば選手層を根本から見直さなければならなくなるので致し方ないところだろう。
 

 




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