Aマドリー 0-2
バレンシア
20
ソルダード
90
NHバルデス
この試合でバレンシアに敗れて今季初黒星となり、公式戦の連勝記録を13で止めることとなったAマドリー。この日の相手のバレンシアはどういった攻めを見せ勝利したのか。そのカギは本来バレンシアが得意としてきた固い守備にあった。
前半20分にラミの背後からのフィードをソルダードがダイレクトボレーでゴールへ叩きこむスーパープレーで先制したバレンシア。それでもバレンシアは引いて守る時間が多く、前半にペジェグリーノ監督が抗議で退席したこともありAマドリーが優位に試合を進めた。
しかしAマドリーはファルカオにボーるが入らず、なかなか決定機まで持って行くことができない。これはバレンシアがクロスを上げさせても中で跳ね返すという戦術を採ったことが大きい。
この粘りが効いてか終了間際にRコスタが二枚目のイエローで退場するものの、その前に投入したNHバルデスがゴールを決めて追加点まで奪うことに成功。なかなかチームが安定しない現在の状況だが、やはり組織的な守備を重視した時のバレンシアは強いと感じた試合だった。
【フットボール戦略論】
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