ウェストハム
2 - 2
マンチェスターU
17
ヴァズ・テ
30
バレンシア
55
ディアメ
77
Vペルシー
ファーガソン監督
「追いかける展開となったが、選手たちは頑張り続けた。2度ビハインドを背負ったが、そのたびに挽回したね。チャンピオンのようなプレーだったと思う。気持ちを見せて、勇敢に戦った。負けるのは好きではない。今夜もその気持ちを示していた」
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■ ウェストハムのミスマッチを突いた崩しのシーン
①カウンターで持ち上がった
ディアメが左の
ジャービスへパス。
②受けた
ジャービスは前へ攻め上がる。この時、本来サイドにいるべき
ラファエルがカウンターへの対応で中に絞っていたため
ファーディナンドが対応へ。そして前線では
キャロルがファーへ動き出している。
③
ファーディナンドと相対した
ジャービスは一対一の勝負を仕掛ける。そしてここで右ウイングの
ヴァズ・テが中へ入ってくる。
④
ジャービスが持ち前のドリブルで完全にマークを交わしクロスを上げる。この時点でファーへ動いた長身のキャロルと身長の低いエブラがミスマッチに。
⑤
キャロルがゴール前へ落とし中の
ヴァズ・テがしっかり決めて先制した。
このように
ファーディナンドを釣り出し
ジャービスがスピード勝負に持ち込み、身長差を利用し
キャロルが競り勝ち、中に
ラファエルを待機させそこに
ヴァズ・テが飛び込む。このように前線の選手がポジションチェンジすることで上手くミスマッチを誘導したウェストハムの先制点は理想的なゴールだった。
※香川のチャンスメイク画像はこちらに書いています。
【フットボール戦略論】