こうして生まれたのが先制点と2点目だった。まず先制点は中に入った
ギグスと
Vペルシーのコンビ、2点目は左サイドからのエブラの高精度クロスでスウォンジー守備陣を崩した。
後半途中からは
ギグスに替え満を持して
ルーニーを投入。すると10分後には早速、
Vペルシーのゴールをお膳立てし、アディショナルタイムにも
ウェルベックのゴールをアシストするなど違いを見せつける。こうして最終的に4ゴールを奪った
モイーズ監督率いるマンチェスターUが開幕戦を大勝で飾った。
□ マンチェスターUの先制点のシーン
「パス一本で崩したギグスとVペルシーのシュートテクニック」
①中盤でボールを持つ
ギグス。この時にルックアップすると前線の
Vペルシーがセンターバックの
チコの裏に入り、オフサイドにもならないポジションにいることを確認。そして精度の高いパスを出す。
②エリア内でパスを受けた
Vペルシーは胸トラップし、
③シュートテクニックの高さを見せつける高い打点のボレーで今季リーグ戦1ゴール目を奪った。
□ マンチェスターUの3点目のシーン
「ルーニーのダイアゴナルランとVペルシーの切り返し」
①前線でパスを受けた
Vペルシーはゴール前で
ウィリアムスと1対1の状況を迎える。
②さらに後方から
ルーニーが飛び出して来る。この時点で2対1の状況に。
③そこで
Vペルシーはパスを出すかと思われたが、左足アウトサイドで切り返す。スウォンジーは
チコが戻って来たことで人数は揃ったのだが、
④左利きの
Vペルシーが③の切り返しからインサイドで前のスペースにボールを持ち出す得意の形を抑えられず。
⑤フリーでシュートを打たせてしまい3失点目を喫し、勝負はついた。スウォンジーからすれば、右側は人数が揃っていたので
チコは左側をケアできれば理想的ではあったが。。
■過去の分析試合
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