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フットボール戦略論

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2013/04/08 EPL 32節 マンチェスターU v マンチェスターC



  マンチェスターU 1st 
1 - 2
  マンチェスターC 2nd

51   ミルナー
59   Pジョーンズ
79  アグエロ


  ファーガソン監督 
「序盤は我々がカウンターでチャンスをつくった。もっとうまくやれただろう。しかし、後半はこちらの方が良いプレーをしていた。負けたのは運がなかったからだと思う」

  マンチーニ監督
「我々はユナイテッドと対戦するたび、前回の対戦でも、試合を支配したと思ったが、負けてしまった。我々は良いサッカーをして、勝つのにふさわしいプレーをした。これは2位を確保する上で、重要な勝ち点だった。」
Goal.com


■ 前半こそマンチェスターUは中盤の潰し合いで激しくボール行き交う展開を見せ拮抗していたが、徐々に守り一辺倒となり、後半セットプレーから点を奪ったもののマンチェスターCの前に何もできずに終わってしまった。


90分間守りだけでマンチェスターCの攻撃を防ぐのは無理だとしても得点チャンスは作りたかった。しかし攻撃の形が個のドリブルからのシュートばかりではどうしようもない。さらにベテランのギグスが後半スピードについて行けなくなっていたにも関わらず交替しなかったのも疑問が残る采配だった。


マンチェスターCは司令塔シルバの組み立てからサイドへパスを出し、守備の甘いラファエルエブラの両サイドバックの裏をナスリミルナーが崩していた。本来ならセントラルのギグスキャリックのサポートが必要でそれがなかった事も原因ではあるのだが今日はそれに加えマンチェスターCの崩しを褒めるべきだろう。


先制点は左サイドでギグスのボールをバリーが奪うとドリブルで駆け上がりナスリへパス。ナスリはさらに中へ持ち込みペナルティエリア内で敵を引きつけ後方へパスを出すと、ミルナーがエリア外からシュートを放つという綺麗なショートカウンターでの崩しだった。


追加点もYトゥレの縦パスからアグエロがダイアゴナルにドリブルしPジョーンズファーディナンドウェルベックの三人を交わしてシュートと一人でゴールをこじ開けてみせた。

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