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フットボール戦略論

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2013/09/21 BUNDES 6節 シャルケ v バイエルン



  シャルケ 
0 - 4
  バイエルン 

21   シュバインシュタイガー
22   マンジュキッチ
75   リベリー
84   ピサーロ


  グアルディオラ監督
「ドイツで強く意識するようになったのは、(相手の)カウンターをコントロールすることだ。それが我々にとって最も重要だね。今日の最初の20分程度、(ジェフェルソン・)ファルファンと(ユリアン・)ドラクスラーが(ケヴィン=プリンス・)ボアテングとリンクアップして、良いパスを出していた。我々にとってはかなり危険だっただろう。だから、コントロールしなければいけない。フィリップ・ラームを前に移せば、ポゼッション率が上がる。そうすれば、試合を支配できる」

「ラフィーニャは本当に素晴らしい。彼のプレーにはこの数カ月、驚かされている。彼とトニ・クロースとバスティアン・シュバインシュタイガーとフィリップ・ラームがいれば、パスがうまく通るし、ポゼッションも維持できる。そして最高のタイミングで攻撃に移れるね」Goal.com




  シャルケ


開始から前線の選手がプレスを掛けるも、バイエルンにパス回しであっさりとそのプレスをかい潜られる。かい潜られた後の後方の守備も簡単にマークを外してしまう場面が多く、コーナーキックからあっさりと先制される。一分後にも続けざまに2失点目を喫すると、そのままのペースで試合は進められた。さらに後半終盤にも2失点と、中2日での試合となったシャルケにはこれが限界という試合内容だった。



  バイエルン


いつもと変わらずハイプレスとポゼッションサッカーで主導権を握ったバイエルン。終盤には交代出場のピサーロも得点を奪うなど、危なげない試合運びでこの日も勝利した。

2点目のシーン マークの甘いシャルケの守備と相手をうまく引き寄せスペースを作ったバイエルンの攻め


①まずセンターサークル付近でボールを奪ったアラバが、前線に一気に駆け上がり相手陣内へ侵入。この時点ではシャルケの守備枚数は十分に足りている。



②次にアラバは左サイドのリベリーにパスを預け、そのまま前へ走りこむ。ここで当然、内田リベリーのチェックに入るが、



③それによってサイドエリアが空いてしまい、Jジョーンズアラバにマークを外されたことで侵入を許してしまう。この時、中央のヘーベデスのポジショニングは曖昧で、カバーにも中の選手もマークできていない点は気になる。(その前の選手達も手で指示を出しているが、自らはマークに付けていない)


④こうしてアラバはフリーでクロスボールを入れると、中のマンジュキッチに対してのマークも緩く、あっさり得点を許してしまった。バイエルン相手にこれだけマークをフリーにしてしまっては流石に勝負できない。


■過去の分析試合
バイエルン
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