ハノーファー
0 - 4
バイエルン
25
ミュラー
34
チアゴA
59
ミュラー
66
マンジュキッチ
バイエルン
グアルディオラ監督
「序盤はいつも難しい。リズムをつかむまで時間がかかった。しかし、ゴールを挙げてからは非常に良いプレーを見せている。追ってくるチームとの差を広げるチャンスだったが、その機会を逃さなかったね」
ーシュバインシュタイガーについて
「先発でプレーして問題なくプレーできたのは気持ちが良かった。体調も含めて良いフィーリングだ。試合勘をつかまないといけないね。万全な状態に戻るには時間が必要だ。これからどんどん調子を上げていけたらいいね」 Goal.com
センターバックに入った
Jマルティネスを中心に、この試合でも高い最終ラインからのビルドアップで主導権を握ったバイエルン。ラインを押し上げ速攻に行きたいハノーファーに対しても、すぐさまボールホルダーにプレッシャーをかけてボールを奪い、隙を与えず前半のうちに2点リードする。
後半も早い段階で2点を奪い試合を決め、先発復帰した
シュバインシュタイガーも攻撃の起点として得点に絡み、良いスタートを切った。
先制点のシーン「中→外→中の素早い攻撃でラインを崩す」
①高い位置でボールを拾った
Jマルティネスが縦パスを入れると、
マンジュキッチが倒れながらもパスを出す。それを
ゲッツェが受けるがハノーファーの最終ラインはそれを奪いに前に出る。
②そこで後方へ戻りながら
シュバインシュタイガーにパスを出す。この時点でハノーファーの最終ラインは右サイドの2人が上がり切れていない状況。
③そこをバイエルンは逃さなかった。
ラフィーニャが一気にそのラインの裏へ飛び出すと、
シュバインシュタイガーがワンタッチでサイド裏へパスを入れる。
④こうして、敵陣深くまでフリーで攻め込んだ
ラフィーニャがフリーでクロスを上げる。中では相手のマークを外し、タイミングよく飛び込んできた
ミュラーが頭で合わせ先制。このようにボールホルダーに視線を集中させ、空いたスペースに選手が飛び出す攻撃がバイエルンは非常に巧い。
2得点目のシーン「ラインを上げる相手の裏に飛び出す動き」
①こちらも1点目のパターンと意味合い的には同じ。まずクリアボールを拾った
シュバインシュタイガーに対して、ハノーファーは全体が押し上げを図る。その一方で、逆サイドの
チアゴAは相手の背後から裏に走りこんでいく。
②この時点で
チアゴAがフリーになっているのが分かるだろう。ここに
シュバインシュタイガーが精度の高い浮き球のパスを入れ、
チアゴAがタイミングよく再び裏に走りこむ。
③こうしてフリーでパスを受けた
チアゴAが、上手くトラップしてシュートし、追加点を奪った。
■過去の分析試合
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