ボルジアMG
0 - 2
バイエルン
07
ゲッツェ
53
ミュラー(PK)
ボルジアMG
開始からバイエルンに失点を許してしまったBMG。その後もボールを奪えず、引きすぎてミドルシュートを打たれるなど防戦一方の状態が続いた。20分以降からは再びラインを上げて、バイエルンの後方からのビルドアップに対してパスコースを塞ぎには行くが、それでも奪うまでには至らずチャンスは生まれなかった。
後半も再び引く格好となってしまったが、それでも1失点に抑えられたのは守護神
テア・シュテーゲンの好セーブがあった結果である。後半の失点もPKでの失点であり、このゴールキーパーの存在は唯一際立っていた。
バイエルン
グアルディオラ監督
「試合を支配することができた。パフォーマンスをうれしく思っている。水曜日のシュトゥットガルト戦でも勝ち点3を獲得したい」
マンジュキッチについて聞かれると、グアルディオラ監督は、次のように答えた。「各試合に向けて、18人のメンバーを選ばなければいけない。我々のチームには多くの選手がいる。受けた印象で、私が決断するんだ。起きたことについては、内部で話し合う」Goal.com
冬の中断期間が明けたこの試合でも、ラインは非常に高くコンパクトで、守備時は中盤でボールホルダーに3人が寄せすぐさま奪い取り相手のボールを奪い取る。この動きは冬キャンプでも取り組んでいたようで、更に磨きがかかっていた。さらに広大な自陣のスペースにロングボールが出ても、
ノイアーが前に出てそれをカットする。これも極端に高いラインを敷ける理由になっている。
攻撃でも今日は
マンジュキッチでなく
ゲッツェが起用され、パスワークをより重視したサッカーが
展開された。
先制点のシーン 「BMGの最終ラインとミュラー&ゲッツェの駆け引き」
①
ボアテングが自陣から右サイドの
ラフィーニャにパスを出す。この時、前線の
ミュラーはボールの方に近づいていく動きをし、
ゲッツェは逆に裏で飛び出すタイミングを見計らう。
②こうしてボルジアMG守備陣は最終ラインを上げられずにいたが、
ゲッツェがここで手前に戻る動きを見せる。
③その瞬間、入れ替わるように今度は
ミュラーが飛び出し、
ラフィーニャが裏へパスを送る。この動きにボルジアMGの最終ラインは付いて行けず、
④フリーでPA前まで侵入した
ミュラーが、マイナスのクロスを走りこんできた
ゲッツェに合わせ、早い時間に先制点を決めた。
先制後は浅い位置からのクロスも狙うなど、パス一辺倒でない場面も見せたが、
ゲッツェにはなかなか収まらない状況が続いた。それでもボールポゼッションを支配しながらチャンスを伺う。
その結果、後半序盤にもサイドから密集地帯のPA内へパスを入れ相手のハンドを誘い、PKから追加点を奪って試合を決め、再開後の初戦を危なげなく勝利で飾った。
■過去の分析試合
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