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フットボール戦略論

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2012/12/01 BUNDES 15節 バイエルン v ドルトムント



バイエルン 1-1 ドルトムント

67 クロース
74 ゲッツェ

 
■ハインケス監督
「我々は良いスタートを切った。立ち上がり20分を支配できたよ。しかし、その後はコントロール を失った。ハーフタイムの後は、リズムを取り戻すのに15分かかった。何度か決定機があったが、(ドルトムントGKの)ヴァイデンフェラーの好守にやられ たね。とにかく満足しているよ。ミッドウィークにフライブルクとの厳しい試合があった後だから、なおさらね」
 
■クロップ監督
「最高の試合だったし、激しい試合だった。両チームともに限界まで戦った。ドローに非常に満足しているよ」「ヴァイデンフェラーが勝ち点1をもたらしてくれた。間違いなく望ましい結果だね」
 
 
 首位バイエルンにこれ以上離されたくない3位のドルトムントでしたが結果はドロー。バイエルンホームであったことを考えれば十分の結果だったが、これで勝ち点11は縮まらずバイエルンに独走を許す結果となった。
 
 試合内容に関しては最初はバイエルンが最終ラインから繋ぎポゼッション率高め、そこからマンジュキッチにフィードを当てドルトムント守備陣を崩そうという意図が見られた。それでも攻守の切り替えが両者共に早く、互いの4-2-3-1同士で前半は均衡状態が続いて点は入らず。
 
 後半立ち上がりはドルトムントが1タッチ、2タッチで繋ぎ始めゴールへ迫り点の気配が見え始めていた。しかしバイエルンは前目になったドルトムントを見逃さない。それまで縦へのドリブル中心だったリベリが、中盤を省略し自陣から前へロングボールを入れる。そのボールをミュラーがポスト役となり受けるとフリーのクロースへパス。受けたクロースは冷静にフンメルスとスボティッチを交わしてシュートを放ち、これが先制点となった。
 
 これでバイエルンペースで進むかと思われたが、コーナキックのこぼれ球をゲッツェが冷静にシュートを決めて同点に追いつかれる。こうなるとバイエルンも攻撃的に攻めたが、ヴァイデンフェラーの2度のビックセーブもあり試合は終わった。
 
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