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2012/12/02 SERIE-A 15節 ナポリ v ペスカーラ



ナポリ 5-1 ペスカーラ

09 インラー
15 ハムシク
19 ビャナルソン
58 カバーニ
63 カバーニ
78 インラー

 
■マッツァーリ監督
「前半の我々はリラックスしてしまった。こういうことは二度とあってはいけない。2点のビハイン ドを背負ったペスカーラにゴールを許し、あわや同点という場面もあった。ロッカールームで私はすごく怒ったよ。決められるときに勝負を決めなければいけな い。我々はトリノ戦とミラン戦で、それができずに勝ち点4を落としたんだ」
 
 
 
 マッツォーリ監督が語る通り、ナポリはキックオフから早々に2点先制しながらもその後の前半は苦しい時間が続いた。特にペスカーラが2失点後は前に出て攻め、左サイドでモデスト、ビャナルソン、ヴァイスがテンポよくパス交換をしてナポリ守備陣を揺さぶったことで、早めに1点返した事が大きかった。それに加えてナポリはカバーニの裏への動き出しにパスが合わずペスカーラがペースを握ることとなった。
 
 それでも後半立て直せたのは、カバーニへのパスが修正され明らかに攻めの姿勢が変わったことがポイントだった。特に3点目の速攻でインシーニェ→ハムシク→カバーニと繋いで決めてみせた得点はナポリらしい形でのフィニッシュだった。
 
 そのあたりも含めて後半にこれだけ点が入ったのもマッツァーリが修正した結果といってよいだろう。実際5点目も交代で入ったジェマイリとバルガスの連携からゴールが生まれた。こういった勝っている時でも監督が活を入れてチームを立て直すことは非常に大事だと改めて感じさせられた一戦だった。
 
【フットボール戦略論】
 
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