インテル
1 - 1
ミラン
21
エル・シャーラウィ
71
スケロット
■ 立ち上がりは五分の展開だった両者チームだがミランの
エル・シャーラウィが一瞬の隙を突いて裏へ抜け出し先制ゴールを決める。
この失点前からインテルは
デ・シリオに対し
グアリン、
エル・シャーラウィに対し
長友がマーク付いていたのだが、
エル・シャーラウィが中に入って来ることでインテル守備陣のポジショニングが曖昧になった結果フリーで裏を取られてしまった。
先制後はミランが押し始め、特に左サイドからの攻めが活性化。インテルは防戦一方になるが
ハンダノビッチがビッグセーブを連発する活躍を見せる。後半も含めおそらく3点分は防いでいただろう。
このような状態で
ストラマッチョーニ監督は
サネッティと
長友のポジションを入れ替え
サネッティが
エル・シャーラウィをマークすることで抑え、
長友の守備の負担が減ったことで攻撃参加も増えた。
そしてミランの攻撃時間が減った結果インテルにチャンスが訪れる。
カンビアッソに替わって
スケロットを投入すると、その10分後に左サイドの
長友が相手陣内で切り返し右足でクロスをあげ、そのボールに
スケロットが飛び込みヘッドでゴールを決め同点に追いつく。
その後は両チーム交代カードを切るも得点には結びつかず、ドローで幕を閉じた。 前半はミラン、後半はインテルがペースを握った試合となった。
【フットボール戦略論】