ユベントス 1st
3 - 1
インテル 5th
15
リヒトシュタイナー
47
キエッリーニ
54
ビダル
72
ロランド
コンテ監督
「我々は細部まで準備してきていたんだ。良い試合をしたと思う。選手たちはよくやった。あえてあら捜しをするなら、失点したのが残念だ。少し不安にさせられたね。最後まで緊張感を保たなければいけない。ラッキーな1ゴールでちょっとどうなるか分からなくなることもあるんだからね」Goal.com
マッツアーリ監督
「2点目と3点目が残念だね。1-0の時点では、まだ試合に残っていたから腹立たしい。何度かチャンスもあったんだ。ユヴェントスのプレスのペースが落ちるのを願っていた。追いつけると思っていたんだ。だが、あの2点目は彼らの力や激しさ、そして我々が軽さを示している。試合に残っていれば、修正もできた」
「ユーヴェと同じようにボールをキープできたのは一つの成功だ。(ロドリゴ・)パラシオのチャンスもあった。あれが決まっていれば、試合は分からなくなっていたはずだ。私は自信を持っている。戦術的な姿勢は正しい。結果がついてこないのが残念だ。今年は成長のシーズンなんだよ。だが、勝利で流れを変えることが必要だね」
「(ルベン・)ボッタが入ってから、(アンドレア・)ピルロはあまりフリーにならなくなった。(マテオ・)コバチッチを理想的なコンディションで起用したと思ったんだがね。守備でも、ポゼッションでもプラスになるはずだった。」 Goal.com
スポーツナビ+ブログ内の分析記事です
ユベントス
ポグバ、ビダルの前線への果敢な飛び出し
先制点のシーン
①まず
ポグバが左サイドの
Kアサモアにパスを出す。その時中央では
ビダルがゴール前へ上がっている。
②インテル最終ラインはクロスに警戒してラインを下げる。さらに中盤の
コバチッチも守備に入る。
しかし、
Kアサモアはクロスを上げずに後方の
ピルロへ戻す。
③こうして完全にフリーとなった
ピルロ。ここでインテル最終ラインは、もう一度ラインを上げて対応。その時点で
コバチッチが
リヒトシュタイナーのマークに付いた。
④ここで前線にいた
ビダルは
ピルロのサポートにボールを受けに戻り、それに加えて長友を引き出す。こうして空いたスペースを
ピルロは見逃さなかった。裏へ飛び出す
リヒトシュタイナーへ精度の高い浮き球のパスを出し、
⑤最後はフリーで飛び込み先制点を奪った。ユベントスからすれば、左サイドの
Kアサモアから崩し引き寄せておいて、2列目のポグバおビダルがマークを撹乱。そして
ピルロを経由して右サイドの
リヒトシュタイナーが決めるという、狙いどおりの形で得点が生まれた。
インテルは
コバチッチの守備はもちろんだが、その前の時点で、
タイデルや
クズマノビッチがどういった守備面での指示を受けているのかが気になるところだ。
2点目のシーン
①右サイドから
Kアサモアがスローインをゴール前の
ジョレンテに入れる。この時のインテルのセンターバックの位置関係はご覧のとおり3v3。ここで
カンパニャーロが背を向けた瞬間、
ポグバがその間に割って入って行く。
②こうして
ポグバはマークを振り切り、
ジョレンテはそこへパスを出す。
③
ポグバの放ったこのシュートは
ストラーリに弾かれるも、逆サイドから
ビダルが一気に走りこむ。そして
長友と
タイデルに気付かれること無くゴール前に詰め、3点目を奪って勝負を決めた。
インテル
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