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フットボール戦略論

欧州サッカーを中心に戦術・得点シーンを画像で解説


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2013/02/02 SERIE-A 22節 ユベントス v インテル



  ユベントス 1st
3 - 1
  インテル 5th

15   リヒトシュタイナー
47   キエッリーニ
54   ビダル
72   ロランド

  コンテ監督
「我々は細部まで準備してきていたんだ。良い試合をしたと思う。選手たちはよくやった。あえてあら捜しをするなら、失点したのが残念だ。少し不安にさせられたね。最後まで緊張感を保たなければいけない。ラッキーな1ゴールでちょっとどうなるか分からなくなることもあるんだからね」Goal.com

  マッツアーリ監督
「2点目と3点目が残念だね。1-0の時点では、まだ試合に残っていたから腹立たしい。何度かチャンスもあったんだ。ユヴェントスのプレスのペースが落ちるのを願っていた。追いつけると思っていたんだ。だが、あの2点目は彼らの力や激しさ、そして我々が軽さを示している。試合に残っていれば、修正もできた」

「ユーヴェと同じようにボールをキープできたのは一つの成功だ。(ロドリゴ・)パラシオのチャンスもあった。あれが決まっていれば、試合は分からなくなっていたはずだ。私は自信を持っている。戦術的な姿勢は正しい。結果がついてこないのが残念だ。今年は成長のシーズンなんだよ。だが、勝利で流れを変えることが必要だね」

「(ルベン・)ボッタが入ってから、(アンドレア・)ピルロはあまりフリーにならなくなった。(マテオ・)コバチッチを理想的なコンディションで起用したと思ったんだがね。守備でも、ポゼッションでもプラスになるはずだった。」 Goal.com


■ユベントスとインテルの3-5-2【どこに違いが出たのか】

スポーツナビ+ブログ内の分析記事です

  ユベントス



ポグバ、ビダルの前線への果敢な飛び出し

先制点のシーン


①まずポグバが左サイドのKアサモアにパスを出す。その時中央ではビダルがゴール前へ上がっている。



②インテル最終ラインはクロスに警戒してラインを下げる。さらに中盤のコバチッチも守備に入る。
しかし、Kアサモアはクロスを上げずに後方のピルロへ戻す。



③こうして完全にフリーとなったピルロ。ここでインテル最終ラインは、もう一度ラインを上げて対応。その時点でコバチッチリヒトシュタイナーのマークに付いた。



④ここで前線にいたビダルピルロのサポートにボールを受けに戻り、それに加えて長友を引き出す。こうして空いたスペースをピルロは見逃さなかった。裏へ飛び出すリヒトシュタイナーへ精度の高い浮き球のパスを出し、



⑤最後はフリーで飛び込み先制点を奪った。ユベントスからすれば、左サイドのKアサモアから崩し引き寄せておいて、2列目のポグバおビダルがマークを撹乱。そしてピルロを経由して右サイドのリヒトシュタイナーが決めるという、狙いどおりの形で得点が生まれた。


インテルはコバチッチの守備はもちろんだが、その前の時点で、タイデルクズマノビッチがどういった守備面での指示を受けているのかが気になるところだ。


2点目のシーン

①右サイドからKアサモアがスローインをゴール前のジョレンテに入れる。この時のインテルのセンターバックの位置関係はご覧のとおり3v3。ここでカンパニャーロが背を向けた瞬間、ポグバがその間に割って入って行く。




②こうしてポグバはマークを振り切り、ジョレンテはそこへパスを出す。




ポグバの放ったこのシュートはストラーリに弾かれるも、逆サイドからビダルが一気に走りこむ。そして長友タイデルに気付かれること無くゴール前に詰め、3点目を奪って勝負を決めた。



  インテル

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