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フットボール戦略論

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2013/04/03 UCL 準々決勝 1Leg マラガ v ドルトムント




  マラガ
0 - 0
  ドルトムント


  ペジェグリーニ監督
「オープンな試合だった。勝負はまったく分からない。ドルトムントで良い試合をしよう。(ウェリントンとマヌエル・イトゥラ)は重要な選手たちだ。(マルティン・)デミチェリスがカードをもらわなかったのは幸いだ。2人の穴をどう埋めるか、見てみよう。ドルトムントは多くの良い若手がいる、見事な技術とダイナミックさを持つチームだ」
Goal.com

  クロップ監督
「マラガは非常に組織のしっかりしたチームだったし、我々もそうだった。良いプレーができていたので満足している」
Goal.com


■ スコアレスドローで終わったマラガホームのゲームだったが、試合全体を通して互角の戦いだった。その理由としてこの両チームは同じような要素を持つ2チームだということがある。


まず守備戦術では①ラインを高くコンパクトな布陣を保ち、②前線からのチェイシングを仕掛ける。攻撃では③最終ラインからパスを繋ぎ組み立て、④両サイドからの攻めを主体とする。さらに⑤カバジェロヴァイデンフェラーというベテランゴールキーパーを起用するなど似通っている部分は非常に多い。


今日の試合でもドルトムントの中盤のロイスゲッツェギュンドガンの3人とマラガのイスコバティスタホアキンの3人が共に組立の役割を担い拮抗した状態が続いた。


唯一違ったのはドルトムントはトップに高さのあるレバンドフスキを置くのに対して、マラガは素早さのあるサビオラを置くというところだろうか。しかしマラガはヴェリグトンが体を張り、ドルトムントはサンターナが上手く抑え共に仕事をさせなかった。


その結果、両チーム中盤で潰し合いとなり得点は生まれなかった。得点チャンスとしては、前半にゲッツェが裏へ抜けカバジェロと一対一になった場面が二度あったのであそこは決めておきたかった。

 
次戦はドルトムントのホームゲームとなるが、同じような展開になることが予想できる。

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野中 邦定
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