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フットボール戦略論

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2012/11/17 LIGA-E 12節 Rマドリー v ビルバオ




 
 Rマドリー
5-1
  ビルバオ


12   ベンゼマ
30   Sラモス
32   ベンゼマ
42   イバイ・ゴメス
56   エジル
72   ケディラ


  カランカ助監督
「チームは最後までプレーインテンシティーを保っていた。もし後半に3-2とされたら、激しい打ち合いが展開されただろう。だが後半のチームは素晴らしい守備を見せ、その後に追加点も記録した。このリーグでつまずくことは許されない。このまま前に進み続ける必要がある」
「カリム(ベンゼマ)は前線で効果的な動きを見せ、良質なパスも出せる選手だ。今日のようにゴールも決められたら完璧だね。ルカについては、チームが必要とするポジションでプレーをしていくことになる。彼は高いクオリティーを有する選手で、日を追うごとに良くなっているね」
Goal.com

  ビエルサ監督
「我々は努力と規律を併せ持ったプレーを見せていた。だがボールを失う場所が悪く、相手に危険な場面をつくられてしまった。我々はボールを保持してプレーしようとしたが、相手エリア以外でのボールロストが、すべて危機的状況に直結した」

「マドリーとの差は埋め切れるものではなかった。今日の試合では、想像していた以上の差に気づかされてしまった」
Goal.com

■ この日のRマドリーは31本のシュートを放ち5ゴールを奪ってリーグ戦5連勝を飾ることとなった。  


試合前からビルバオにとっては 中盤のエレーラデ・マルコスが出場停止、センターバックのアモレビエタを負傷で欠く状況で厳しい試合となることが予想されてはいたが、ここまでの大差に落ちいったのには戦術に問題があったからだ。  


この試合でもビルバオはマンツーマン気味に守備していたのだが、個の力が優れたRマドリーの選手達の前では不利だったと言わざるをえない。  


その結果、最終ラインの裏への動き出しへ付いていけずに何度もフリーでの突破を許してしまった。特にベンゼマにはこの形で2ゴールを奪われてしまっている。  

相手が格上である以上はボールの受け手に対して二人でマークを付かなければいけないのは現代サッカーでは必然となってくる。  


それにもまして中盤はメンバーが揃わなかったのだから打開策を立てたいところではあった。かと言って他に策があったかと言えば難しい話であり、ビエルサからすればRマドリー相手にはこれが精一杯といったところだろうか。  


そしてもうひとつ昨季まで攻撃の軸だったFジョレンテが出場機会を失っているのも気になるところである。もちろんここまで8ゴールと好調のアドゥリスがいることも理由ではあるが、移籍の噂も聞かれるだけにどう起用するのか今後を見守りたい。  


Rマドリーは次節のAマドリーとのダービーへ向けて良い結果が残せた。開幕当初は不調気味だったエジルもサイドで受けたり、縦へ飛び出したりと動きの質は上がっている。さらに怪我から復帰したケディラもゴールを決めてみせた。  


ここに来てやっと負傷者も戻ってきており余裕を持った交代やターンオーバーも使える状況になってきた。ここから巻き返しを図るためにも次節も勝ってバルセロナの後を追いたいところだろう。

【フットボール戦略論】


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