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フットボール戦略論

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2012/11/03 EPL 10節 スウォンジー v チェルシー



 
 スウォンジー
1-1
  チェルシー

61   モーゼス
88   Pエルナンデス


■ この試合でマタDルイスを負傷で欠き、ラミレスを温存したチェルシー。ホームのスウォンジー相手にやはり思ったような攻撃ができず苦戦を強いられる結果に。

 前半得点できなかった理由としては主力を欠いた中盤で本来の自由なパスワークやポジションチェンジがなくかったことが大きい。さらに守備から攻撃の切替がミケルとロメウの二人では遅いことがチャンスを作れない原因だった。

 それに対しホームのスウォンジーはしっかり引いてブロックで守りシュートチャンスを作らせず。さらにブリットンとキ・ソンヨンが中盤底からしっかり繋いでいるため、チェルシーがポゼッションし続けることもなく優位に進める時間も多く作ることができた。

  それでも後半セットプレーから先制点を奪ったチェルシー。その後のスウォンジーは攻め立てるがチェルシーの高さの壁を崩せず。このまま終わるかと思われましたが終了間際にPエルナンデスのゴールでついに追いつく結果に。

 首位チェルシーが勝てなかった理由は、先制後に守備に入る時間が早すぎたことが一つ。これに加え前線でキープして時間を作れるマタを欠いたことによりスウォンジーにボールを持たせすぎたこと。この二つにより本来のチェルシーの良さが引き出せなかったことが結果として終盤に追いつかれた原因だった。

 もちろんスウォンジーがそうさせないだけのゲームの組み立てができていたのも確か。マンチェスターUが今節勝利を収めたため首位陥落し、上位争いは混沌としてきた。  

【フットボール戦略論】



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