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フットボール戦略論

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2012/09/19 UCL D組 1節 Rマドリー vs マンチェスターC




  Rマドリー
3-2
  マンチェスターC

69   ジェコ
76   マルセロ
85   コラロフ
87   ベンゼマ
90   ロナウド


  モウリーニョ監督
「結果を抜きにしても、チームを誇りに思う。今日の試合は、正しい方向に向かわないという印象があった。負ける可能性もあっただろう。だが選手たちは、ヘタフェ戦やセビージャ戦とは違い、気概を示して獣のように戦った。求めれば勝利を得られると実感するのは、とても重要なことだ」
Goal.com

  マンチェスターC
「最後の最後でミスを犯してしまった。しかし我々は、後半のようなパフォーマンスを示し続けなければならない」

「ここでは負けることも許される。それに後半は、奥行きと決定力を備えた良いプレーを見せていた。レアル・マドリーにスペースを与えないことが試合前のプランだったが、しっかりと実践して2ゴールを決められた」

■ 終盤の点の取り合いをRマドリーがロスタイムの逆転劇で勝利。とはいっても
前半からホームのRマドリーは攻め立てるが、中盤での組み立ての選手がおらず後半もシュートが枠へ行かず苦しむ展開だった。


それでも最後まで諦めずらしさを見せての勝利となった。失点はしたものの後半にエジルモドリッチを入れ中盤の主導権を握りにいった事も勝因のひとつだろう。


とにかくモウリーニョ監督も語っている通り開幕スタートを上手く切れなかっただけにこの勝利は大きい。


一方のマンチェスターCは前半から引いて守りカウンターを徹底。後半シルバに替えジェコを投入すると、テベスとの2トップの4-4-2システムへ変更する。それが功を奏しこの日ゲームメイクを担当していたYトゥレがボールを奪うとカウンターで最後は替わったばかりのジェコが決め先制。


こうして1点リードした後追い付かれるも、これまたマイコンと交代で入ったコラロフが見事なフリーキックを決め再び突き放した。


しかしRマドリーの猛攻を抑えきれずに、勝つことはおろか敗戦してしまった。マンチーニ監督のこの終盤リードした後の戦い方にはもう一工夫欲しいところだ。

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