アーセナル
1-0
QPR
84
アルテタ
ベンゲル監督
「2試合連続で負けていれば、自信は低下するものだ。だから、今日はこの試合で勝つことが何よりも大事だったね。QPRはよくやっていた。ミスを犯さず一つのチャンスを生かすことは大きかったよ。(相手MFステファン・)ムビアの退場で、我々は楽になったね」
「相手のGKは見事だった。我々と対戦するGKが好守を見せることはよくあるから、慣れている。何度かチャンスを止められたね。QPRは良いチームだから、このまま最下位にいることはないだろう」
Goal.com
■ ついに
サーニャ、そして
ウィルシャーがスタメンで復帰したこの試合。立ち上がりから
ウィルシャーが積極的にボールを受けゲームを作り、今シーズンののいままでの試合よりもパスのテンポが上がりました。特に
Sカソルラと
ウィルシャーの二人が中から仕掛けていくことでマークが集まり、他の選手やサイドに有効なスペースができる場面が増えます。
それでも点が奪えなかったのはフィニッシュの場面でポドルスキとジルーがあまり絡んでくることなかったことが一つあげられるでしょうか。このあたりは開幕から未だに解決していない問題です。二つ目はJセーザルのファインセーブがあったことです。この結果、前半は主導権を握りながらも得点が奪えませんでした。
後半に入ってもアーセナル優位は変わらず、60分あたりからのQPRは自陣に引く形となってしまいました。途中からはウィルシャーに替えてウォルコットを投入しサイドからクロスでの崩しも有効に使い仕掛けます。
それでも得点が奪えないのは後半も好セーブを立て続けに魅せたJセーザルがいたからといっていいでしょう。前半に続いてもう決まるだろうというシュートをことごとく塞ぐ活躍でQPRを救います。
このままスコアレスドローで終わるかと思いましたが、そんなJセーザルにとバーにボール弾かれるもアルテタがなんとかボールを押し込むという形でアーセナルが1点を奪いついに鉄壁をこじ開け勝利を上げました。
この1点にはアーセナルの勝ちへのへの執念が見えました。やはりアーセナルは連携面が改善されてくればやはり怖い存在です。結果は1-0でかろうじての勝利でしたが復帰したばかりのウィルシャーがここまで動けるのを見ると期待せざるを得ません。
次節はマンチェスターUとの大一番です。この試合で良い結果を残してベンゲルも自信を回復して欲しいものです。
【フットボール戦略論】
COMMENT