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フットボール戦略論

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2013/04/17 EPL 29節(順延分) ウェストハム v マンチェスターU




  ウェストハム
2 - 2
  マンチェスターU

17   ヴァズ・テ
30   バレンシア
55   ディアメ
77   Vペルシー


  ファーガソン監督
「追いかける展開となったが、選手たちは頑張り続けた。2度ビハインドを背負ったが、そのたびに挽回したね。チャンピオンのようなプレーだったと思う。気持ちを見せて、勇敢に戦った。負けるのは好きではない。今夜もその気持ちを示していた」
Goal.com

試合解説はこちらで

■ ウェストハムのミスマッチを突いた崩しのシーン

①カウンターで持ち上がったディアメが左のジャービスへパス。



②受けたジャービスは前へ攻め上がる。この時、本来サイドにいるべきラファエルがカウンターへの対応で中に絞っていたためファーディナンドが対応へ。そして前線ではキャロルがファーへ動き出している。



ファーディナンドと相対したジャービスは一対一の勝負を仕掛ける。そしてここで右ウイングのヴァズ・テが中へ入ってくる。




ジャービス持ち前のドリブルで完全にマークを交わしクロスを上げる。この時点でファーへ動いた長身のキャロルと身長の低いエブラがミスマッチに。



キャロルがゴール前へ落とし中のヴァズ・テがしっかり決めて先制した。


このようにファーディナンドを釣り出しジャービスがスピード勝負に持ち込み、身長差を利用しキャロルが競り勝ち、中にラファエルを待機させそこにヴァズ・テが飛び込む。このように前線の選手がポジションチェンジすることで上手くミスマッチを誘導したウェストハムの先制点は理想的なゴールだった。


※香川のチャンスメイク画像はこちらに書いています。

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