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フットボール戦略論

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2013/04/02 UCL 準々決勝 1Leg バイエルン v ユベントス



  バイエルン
2 - 0
  ユベントス

01  アラバ
63   ミュラー


  ハインケス監督
「我々はとても良い準備ができていた。それは戦術に見えただろう。立ち上がりから彼らを攻め、ピルロを試合から消させた。早い時間の得点が確信となり、以降も素晴らしいプレーだったね」
Goal.com

  コンテ監督
「彼らがすごくプレスをかけてきたからね。すべてのポジションで彼らのフィジカルはすごかった。ボールを回せたときは、我々も彼らを苦しめたけど、最後のキレを欠いたね」
「こういう試合は、自分たちが一定のレベル、トップクラスのチームまでどれくらいなのかを理解するのに役立つ」
Goal.com


■ 開始1分、アラバの素晴らしいミドル先制したバイエルン。後半にも右サイド深くに切れ込んだロッベンが切り返し、中にパスを出しグスタボがミドルシュートを放つ。そのシュートをブッフォンが弾くもゴール前に詰めていたマンジュキッチがフリーで中へパスを送り、ミュラーが走りこみゴールを決め追加点。

その後も終始ペース握り圧倒し強さ魅せつけたバイエルンがホームで完勝。ユベントスは次戦累積警告でヴィダルリヒトシュタイナーが出られずかなり厳しい状況となった。



この日の試合はバイエルンの強さが際立った試合となった。ラインをコンパクトに保ち中盤からプレスをかけてボールホルダーには常に2人が付き、まずパスの供給源であるピルロを封じる。さらにサイドバックのラームマルキージオをチェックすることでユベントスの中盤に仕事をさせなかった。


ユベントスはなんとかそこをかいくぐり前線のマトリにボールを当てるも、Vブイテンダンチが激しくチェックへ行きボールを収めさせない。


こうして完全に主導権を握り勝利したバイエルン。それでも2点に留まったのはユベントスの守護神ブッフォンがいたから。バイエルンのシュートに対し安定したセービングを見せて後半途中までは1点にしのいでいた。


セカンドレグは完全に抑えられたユベントスがどう戦術やシステムを変更して勝ちに来るのか期待したい。

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