3人を交わすリベリのドリブルテクニック【ダブルタッチ】
①左サイドから勢い良くドルブルで駆け上がるリベリ。この時点では前後から挟み込まれている。
②そこで
右足アウトサイドで切り返し、中への侵入を試みるリベリ。しかしここでも奥からDFが寄せに来る。
③ここで体が完全に横に向いた状態となったリベリ。前に駆け抜ける予測をしていたヤンチュケ(画面左)はブレーキが効かず。奥から来たシュトランツルがリベリと相対する。
④ここでヤンチュケはリベリは背後を向いて中へ侵入するリベリに対応しようとする。それに対し、リベリは右足を上げボールを
足から離す。
⑤その瞬間シュトランツルはすかさずボールを奪おうとする。
⑥しかし、これはリベリの罠。
一気に右足を降ろしてボールを左へ転がし、食い付いたシュトランツルを交わす。さらにこの右足が地面に付く瞬間には
左足が上がっている。
⑦そして⑥の時に右足で転がしたボールを
左足で再び右へ。そして左足が地面に付く瞬間には
右足を上げ次の動作へ同時に移る。
⑧ヤンチュケ(画面左)は体勢を立て直したものの、中へ抜ける予測をしていたため、
体が背を向いてしまい再び逆手を取られる。
⑨こうして三人のマークを振り切り一人でエリア内のクロスまで持っていったリベリ。得点には至らなかったが
・一瞬一瞬の動作の速さ
・相手との間合い
・次の動作へ移る際の動作の無駄のなさ
これらが組み合わさった、まさにワールドクラスのスーパープレーだった。
2013/08/09 BUNDES 1節 バイエルン v ボルジアMG