
Rソシエダ
4 - 2
バレンシア
25
ソルダード
34
Iマルティネス
73
Gカストロ
86
アギレチェ
90
ジョナス
94
アギレチェ
モンタニエ監督
「この勝利に大きな幸せを感じている。リーガ有数のチームを相手に、レベルの高いパフォーマンスを見せることができたね」
「リーガの終わりが50メートルとなったところで、さらなる優位性を手にできた。しかしシーズンはまだ5試合が残されており、勝ち点5差は決定的ではない。残りの試合も厳しいものになるだろう」
Goal.com
バルベルデ監督
「この敗戦によって、ラ・レアル(ソシエダの愛称)がCL出場権を獲得する本命となった。だが、我々は最後まで戦い続ける」
「ラ・レアルの2ゴール目が決まるまでは、我々の方が優れたプレーを見せていた。現在のソシエダを打ち破るのは、簡単ではないということだ」
Goal.com
■ チャンピオンズリーグ出場権をかけた4位Rソシエダと5位のバレンシアの対戦はリーガらしい点の取り合いとなり、互いにチームの色を出した白熱したゲームとなった。そこでこの直接対決を制したRソシエダの戦術を分析して行きたい。
Rソシエダは前半からカウンターを有効に利用し主導権を握り、ベラの右サイドからのカットインを中心に速攻が効いていた。それでもバレンシアのエース、ソルダードが決定力の高さを見せ先制点を許してしまう。
それでもゲームを組み立てられるイジャラメンディが復帰したことで、焦ることも流れが悪くなることもなく、すぐにショートコーナーからの流れ中でIマルティネスがシュートを決め同点に追い付いた。
後半に入ってもバレンシアのポゼッションサッカーに対し、今季のRソシエダの武器であるカウンターアタックは最大限に機能した。最初の時間帯こそトップに入ったアギレチェにボールが入らずなかなか逆転出来ない状態が続いたが、73分のGカストロとアギレチェの2人で奪ったゴールと86分のベラ→Xプリエト→アギレチェと繋いだゴールははまさにその得意の形がハマったシーンだった。
逆転されたバレンシアも攻撃を強め1点を返したが、再びRソシエダがその隙を突いてアギレチェがドリブルでエリア内へ持ち込みループシュートを決め試合に終止符を打った。
こうしてハイレベルは攻め合いを制したRソシエダはチャンピオンズリーグ出場へ一歩近づくこととなった。リーガの優勝争いはバルセロナが独走しているが、残り5試合まだまだ目の離せない試合が続く。
■
Gカストロとアギレチェのコンビプレーで奪ったゴールシーン







バレンシア守備陣の対応を逆手に取るようなパス&ゴーの連続で奪った逆転ゴールはカウンターアタックの手本となるプレーだった。
【フットボール戦略論】