トッテナム
2-1
ニューカッスル
05
ベイル
24
グフラン
78
ベイル
■詳細解説
この日の両チームは4位と15位の試合ながら互角の試合内容自体でした。
まず試合は開始5分でさっそく動きだす。やや右寄りからのFKをベイルがゴール前でワンバウンドさせ右隅に決めた事でニューカッスルが攻め気を見せ始め、トッテナムは守勢に回りロングカウンター狙いという意図が見受けられました。
そのような展開の中で攻撃的だったニューカッスルが冬の移籍市場で獲得した
シソコのマイナスクロスからグフランがシュートするとドーソンにリフレクトしながらもゴールに入り同点にします。
前節チェルシー戦でも活躍したシソコ筆頭にグフラン、ドゥビュシーとフランス人の新加入組は知名度は既にあったものの、ここまで即フィットするとは思ってませんでしたので驚きです。
その後はトッテナムはパーカーとデンベレが、ニューカッスルはパーチとシソコを中心に中盤でプレッシャーをかけ潰しあいます。その結果フリーで前を向かせずにチャンスはなかなか生まれませんでした。この展開は最後まで続くことになります。
トッテナムはその後もいつも通りのベイルとレノンの両サイド攻撃を起点にしてそこからチャンスを作ろうという意思は見られました。
しかし前線のデフォーは負傷離脱中、アデバヨールもアフリカンネーションズカップ帰りということでホルトビーとデンプシーが中央で待ち構えていましたが流石にクロスやカウンターアタックへの対応は効果的ではありません。
そこでビラス・ボアスはホルトビーに替えアデバヨールを投入しそれが功を奏します。後方からのフィードをアデバヨールとSテイラーが競り合いルーズボールになったところに走りこんだのはベイルでした。
今日も再三ドリブル突破で違いを見せつけていたベイルはここでもドリブルでぶっちぎりシュートを放ち、勝ち越しゴールを上げる活躍を見せました。
この試合に限っていえば互角の均衡状態をベイルのスーパーなFKとドリブルで打ち破ったと言っていい内容でした。それほどインパクトがあるプレーを魅せていました。
【フットボール戦略論】