3ゴールとも相手の最終ライン裏に抜け出してのゴールであることがわかる。(下画像参照)1得点目は右サイドから、2、3得点目は
ギュンドガンに替わって
ブラスチコフスキが入ったことで、左サイドからの飛び出しを見せて両サイドでプレーできることを示した点も大きい。
開幕戦かつ新加入ということもあり、まだデータのない中でこのスピードを有効に使ってきた
クロップ監督は流石だった。そしてそれに応える
オーバメヤンもレギュラー獲得へ大きなアピールとなったことは言うまでもない。
3点リード後の終盤には
オーバメヤンに替わり投入された下部組織出身の
ホフマンが自らドリブルで仕掛けてPKを奪い、移籍騒動に揺れた
レバンドフスキがしっかりゴールを決めるなどドイツスーパカップ勝利に続き、文句なしの勝利を飾った。
□ドルトムントの3得点「オーバメヤンの裏への飛び出し」
①まず先制点のシーン。ここでは左サイドバックの
シュメルツァーのクロスに対してまず
レバンドフスキがニアに走りこむ(上図)。そして空いたスペースに
オーバメヤンが飛び込みヘディングでゴールを奪った(下図)。
②こちらは2点目のシーン。
ロイスがボールをキープし敵を引きつけておいて、一気に左サイドから走りこんだ
オーバメヤンに合わせパスを出す(上図)。エリア内でボールを受けた
オーバメヤンが冷静にファーサイドにゴールを決めた(下図)。
③最後に3点目のシーン。
レバンドフスキが下がって
ブラスチコフスキからパスを受けると、空いた前方のスペースに三度
オーバメヤンが走りこむ(上図)。こうし抜けだした
オーバメヤンはキーパーの
アムシフを交わしハットトリックを達成した(下図)。