忍者ブログ

フットボール戦略論

欧州サッカーを中心に戦術・得点シーンを画像で解説


    最新試合分析
カテゴリー「■セリエA」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今後の分析試合の目安にするので、読まれた方はクリックを是非 

2012/11/12 SERIE-A 11節 アタランタ v インテル

アタランタ 3-2 インテル

09 ボナベントゥーラ
55 グアリン
60 デニス
67 デニス
84 パラシオ


 リーグ戦で7連勝と好調の2位インテルは9位アタランタ相手にこの試合を2-3で落とすこととなった。この勝ちでアタランタは4連勝で6位に上昇。この結果の要因が何だったのかを探っていきたい。
 
 試合前からインテルはサムエルとラノッキアを負傷で欠くため、4バックで臨むことが予想されていた。これにより、長友とサネッティがいつもの3バック時のウイングバックでなく、4バックのサイドバックとして最終ラインに入る事になった。
 
 それにも関わらず、サイドが3バック時のような位置をとるが、リスクを負った攻め上がりはできず、中盤が中途半端に空いてしまった。
 
 対するアタランタはそこを突いてくる。中盤で、1タッチ・2タッチで繋ぎ一気に攻め、インテル守備陣が戻る前にゴール前へ攻め込む。特に、高い位置をとったインテルの裏をボナベントゥーラとモラレスがマークをかき回し、なかではエースのデニスが待ち構える。実際にこの攻撃を続けて3ゴールを奪うことに成功した。
 
 インテルの攻撃に関して言えば後半のグアリンの豪快なFKは凄かった。やはり当たれば恐ろしいシュート力をもっているので精度を上げられば怖い存在になりそうだ。
 
 さらにカッサーノとパラシオの1.5列目の連携と自由な動きが目立ち、二人のチャンスメイクからゴールを脅かすシーンは多々見られた。それでも追いつけなかったのは、コンシーリに決定的なチャンスを2度阻まれたことが大きかった。
 
 この試合で言えることはシーズン中に最終ラインの枚数を切り替えるのは難しいということだろう。あのバルセロナでさえも3バックへの移行は未だに成功していないのだから。
 
【フットボール戦略論】
今後の分析試合の目安にするので、読まれた方はクリックを是非 
PR
プロフィール
野中 邦定
スポーツナビブログ
Translate
ブログ内検索
 
マルチドメイン
Copyright ©   フットボール戦略論   All Rights Reserv 忍者ブログ / [PR]

▲ TOP